生きるぼくら

実は今年に入ってから読書を始めた。

 

今まで大学卒業してからまともに読んだのは東野圭吾の「容疑者Xの献身」だけでした。

 

 

もともと漫画世代ど真ん中で活字といえば漫画付きで育ったのでほんとに本を読み始めた時は「字ぃばっかり」ってわけのわからないことを言ったりしていた。

 

そんな僕が若者と接する機会の多い職場で働いているせいか「ヤバイ」とか「そ~っすね」とか言い出したもんだからこれはヤバイと思って日本語のチューニングに入ることにした。

 

もともとインテリ寄りの思考がある(自分はインテリではない)ので本を読んで語彙力を高めようという短絡的な答えがでて読み始めた。

 

 

小説なんかも読むのは本当に久しぶりで読破することも少なかったけど最近のはよくできていてラスト20ページ位までまとめに入らないのでどんでん返しなんかも大いにあったりで最後まで読まないと訳わかんなかったりして。

 

 

で今年は100冊読もうということで5月9日時点で33冊です。

 

早いのか遅いのかですがその33冊目が原田マハの「生きるぼくら」です。

f:id:ShogoNakashita:20180509141736j:plain

 

なんというかねぇー。

これがとてもおもしろいのよ。家族のつながりが見え隠れするあたりとか米作りをしている場面の描写なんかも人間の成長とリンクしていてとても沁みる。

 

 

最後の30ページは涙が止まらなかったりで久々に感動作と出会いました。

 

 

と裏表紙を見てみると2012年の作品なんだってさ。

なのに「パネェ」とかいう言葉が出てきたりで原田マハが大好きになってしまった。

 

次は「本日はお日柄もよく」を読もうかなぁ。

 

 

図書館を大いに利用しているのでただで時間が潰せる。

 

ただ睡眠時間も短いという・・・。